星の光よ なぜ震える
人の世は花
この宇宙に咲く一瞬の夢と
今はわかるけど
めぐる季節のわけを
花は知りたかった
月明かり 星の道
織りなす意図たぐりよせる
玉響(たまゆら)に咲いた花は
天を記す 暦を
月の姿よ 教えてよ
砕け散った夢の果てに
手にしたわずかな矛盾が
伝えようとしている
真実の意味を
宙(そら)を写し取る手は
熱き思いを継いできた
玉響(たまゆら)に咲いた花の
千の記憶 暦よ
( 尺八solo )
宙(そら)を駆ける法則
積み重ねゆく時の砂
玉響(たまゆら)に咲いた花は
天の記述 暦を残して
※玉響(たまゆら)・・「一瞬」あるいは「かすか」を意味する古語