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2007年10月28日(日)台風一過の澄んだ空のもと、調布飛行場まつり2007が開催された。 前日の国立天文台特別公開は台風襲来でなにかと大変だったのだが、この日は嵐が吹き飛ばしてしまったかように、雲ひとつない青空。飛行場まつりにはぴったりだ。 開場前から長蛇の列。ぞろぞろと歩いて入り口に到着したとき、上空からオレンジのパラシュートが降りて来た。オープニングセレモニーのスカイダイビングだ。一気にムードが盛り上がる。 この日は飛行場側も気合いが入っていたのか、通常の定期便に加え、小型飛行機がガンガン離陸。 「ここは羽田デスカ?」 と言いたくなるほどの過密ダイヤだ。調布でこんなに飛行機が飛ぶのをはじめて見た。さらに嬉しいことに遊覧飛行も復活して、活気あふれる場内。いい一日になりそうだ。 さて、どこから見学しようか? 「あ、Mu-PAL だ!」 というわけで、吸い寄せられるようにJAXAのブースへ。
JAXA(宇宙航空研究開発機構)ブースにて
やっぱり直接お話をうかがえるのが、公開日のいいところ。私は以前から気になっていた2つの事を聞いてみることにした。 質問その1 私 「あの... 以前に私、そこの道路を飛行機が横断するのを見たんですが、もしかしてJAXAの飛行機ですか?」 J 「はい、そうです。格納庫が道の向こう側にあるので。」 おー!やはりあれはJAXAの機体だったのだ。(調布飛行場の友その1 公道を走る飛行機 参照)
横断シーンに出くわすには、運がいいか、ずっと見張ってないとダメらしい。
質問その2
長年の疑問が解決して嬉しいワタクシであった。
ENRI(電子航法研究所)ブースにて 電子航法研究所のブースへやって来ると、テントの中からお声がかかった。 「音声疲労診断の体験コーナーです。やってみませんか?」
おっ、音声疲労診断?!
なんでも画面に表示された文章を読むだけで、その声を分析し、お疲れレベルを数字で表示。居眠り防止や事故防止に役立つシステムだという。 それなら、ぜひとも診断してもらいたい。なぜなら夫も私も、昨日の天文台特別公開で非常に体力を消耗しているからだ。夜おそくまで準備をし、当日は一日中ブースで声を張り上げ、その後の打ち上げで思いっきり肝臓を酷使して、疲れている!疲れている!!と〜っても疲れているぞ!!!
と、いうことで「天文台特別公開のお疲れ度」を測定してもらうことにした。
我々夫婦が鉄人なのか? 特別公開日の仕事量がフツーなのか? 要するに 2人とも「もっと働ける」という結論であった。
その後、いくつかのテントを渡り歩くうちに、お昼ごはんの時間。 いろいろ美味しそうな屋台が並んでいる。スペイン料理店の大鍋パエリアにそそられるも、行列に気後れしたためパス。日陰にはレジャーシート持参の家族連れがズラリ。屋台で購入した名物料理を食べるには必需品である。炎天下で朝から立ちっぱなし、歩きっぱなしの私たち。屋台も美味しそうだけど、できれば落ち着いて休みたいなぁ〜。 ということで、休憩を兼ねて、大好きなプロペラカフェで昼食をとることにした。
プロペラカフェにて
大抽選会にて 13時より大抽選会。1等賞品は、大島、新島、神津島へのペア往復航空券だ。体験飛行やフライトシミュレータの体験チケットも当たる。欲しい!けど、この人数だもの...。例年2万人もの人が訪れる飛行場まつり。ステージでは当選ナンバーを読み上げているのだけれど... 人多すぎで聞き取れないや。 一応、当選番号が書かれたボードを見に行ってみると... 「あっ、当たってる。」 ベネッセコーポレーション賞の子供用リュックが当たった。この人数のなか、よく当たったねぇ〜。 調布シネマハンガーにて
この日のパネル展示(調布飛行場の今と昔)を見て、以前、見学に訪れた掩体壕が保存整備されたことを知った。この日は現地まで足をのばせなかったのだが、パネルの説明によると、周囲は公園になり、掩体壕も耐震構造などにかなり手を入れ、キレイになって保存されたらしい。 以前は上の写真のようだったのだが、生まれ変わった掩体壕の写真は.. うーん、なんだか別のモノに見えてしまうなぁ...。 しかし、取り壊されず無事に保存されたのは喜ばしい事デス。今度、見に行ってみよう。
終了時刻が近づいてくると、オレンジ色の夕陽が存在感を増す。調布飛行場は知る人ぞ知る夕陽のスポットだ。 午前10時の開場から16時まで、丸一日堪能した。会場内すべてのブースを見学できた。展示の物量がちょうどいいのも好印象だ。子ども向けの内容も充実して、家族みんなで楽しめた。広い飛行場内には段差もなく、車イスでもまわりやすいだろう。隅から隅まで歩けば、いい運動にもなる。キンキンに冷えた飲み物や、おいしい食べ物が充実していたのも嬉しい。 楽しかった。心から「良かった」と思える、非常に満足度が高いイベントだった。 では、内容が派手だったり画期的だったかというと、決してそうではないと思う。それなのになぜ、こんなに満足感があるのだろう。
その理由のひとつが、わかった。 誰が来ても、何時に来たとしても、同じように楽しめる内容だったのだ。 今回とても嬉しかったことは「先着○名」とか、「限定○名様」といった出し物がひとつもなかったことだ。おかげで、ゆったりした気持ちで1日を過ごせた。 整理券を配ったり、攻略法を知らなければチケットがとれなかったり...。万博のパビリオンや東京ディズニーリゾートなどで当たり前に行われている方法だが、こうしたやり方は、いつからスタンダードになってしまったのだろう。 整理券をとらなくては.. 何時に何処へ並ばななくては.. となると、本来楽しむための場所が、殺気立って先を争う場所になってしまう。そうなると、なんだか落ち着かないし、心の底から楽しめない気がする。来場者の数がキャパシティを上回っている限り、どうしようもないのか。 昨日、天文台で「遠方からわざわざやって来たのに●●が見られなかった」という苦情を3件受けた。「言わずにいられない」と、私に怒りをぶつける表情には、悔しさがにじんでいた。 整理券が終わってしまったのだから仕方がない、見たければ早く来るしかない、というやり方は、良くも悪くも不公平感を生む。設備の関係でやむを得ないにしても、それは最初から「限定●●」を想定しているからにほかならない。 飛行場まつりでは、時間を区切って行う出し物はあったけれど、それは「限定●●」というやり方とは、本質的に異なるものだ。 そういう私自身、「天文台特別公開日の攻略法」を書いている。 おトク感というよりは、全制覇をテーマに「いい内容だから、効率よくまわって全部見て欲しい」という意図で書き始めた。とはいえ「限定●●」があればその事も書く。来年もたぶん書くだろう。 20,000人ものお客さまが訪れる調布飛行場まつり。 大人数を満足させるイベントの企画・運営とは? そして攻略法の是非は? 飛行場まつりの心地よい満足感を味わいながら、深く考えさせられた。
また来ようっと♪
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