天文台マダム日記☆番外編
空の友

「天文台マダム日記☆番外編 空の友」は個人が作成しているページです。このページに関しての関係各所へのお問い合わせは固くご遠慮願います。

調布飛行場の友 Extra
ご意見、ご感想、ネタ提供のお便りは madam@atmark.gr.jp へ

=海の友=

空母型護衛艦「いずも」艦艇見学



調布飛行場の友
=INDEX=

調布飛行場の友1
搭乗の思い出
自転車で10分!
調布飛行場まつり2003見学記 / となりのJAXA / 公道を走る飛行機 / お父さんの友 /島の友 / 管制塔見学への野望 

調布飛行場の友2
調布飛行場友の会会員限定 第1回飛行場見学記 / 飛行場の概要・歴史 / 掩体壕見学 / 給油所 /昼食 /格納庫 /遊覧走行 /管制塔

調布飛行場の友3
大好き!プロペラカフェ / フライトシミュレータ/おいしい!/絶品! NYチーズケーキ など..

調布飛行場の友4

調布飛行場まつり
調布飛行場まつり2007見学記 / JAXAにて/ ENRIにて(音声疲労診断)/プロペラカフェにて /大抽選会にて/調布シネマハンガーにて /都立武蔵野の森公園(掩体壕)/調布飛行場まつりに学ぶ

番外編
●信州まつもと空港「2007スカイフェスティバルin松本〜ありがとうMD-87」見学記

●ホンダエアポートフェスティバル2008見学記

=海の友=

空母型護衛艦「いずも」艦艇見学



調布飛行場の友
=INDEX=

調布飛行場の友1
搭乗の思い出
自転車で10分!
調布飛行場まつり2003見学記 / となりのJAXA / 公道を走る飛行機 / お父さんの友 /島の友 / 管制塔見学への野望 

調布飛行場の友2
調布飛行場友の会会員限定 第1回飛行場見学記 / 飛行場の概要・歴史 / 掩体壕見学 / 給油所 /昼食 /格納庫 /遊覧走行 /管制塔

調布飛行場の友3
大好き!プロペラカフェ / フライトシミュレータ/おいしい!/絶品! NYチーズケーキ など..

調布飛行場の友4

調布飛行場まつり
調布飛行場まつり2007見学記 / JAXAにて/ ENRIにて(音声疲労診断)/プロペラカフェにて /大抽選会にて/調布シネマハンガーにて /都立武蔵野の森公園(掩体壕)/調布飛行場まつりに学ぶ

番外編
●信州まつもと空港「2007スカイフェスティバルin松本〜ありがとうMD-87」見学記

●ホンダエアポートフェスティバル2008見学記

=海の友=

空母型護衛艦「いずも」艦艇見学



調布飛行場の友
=INDEX=

調布飛行場の友1
搭乗の思い出
自転車で10分!
調布飛行場まつり2003見学記 / となりのJAXA / 公道を走る飛行機 / お父さんの友 /島の友 / 管制塔見学への野望 

調布飛行場の友2
調布飛行場友の会会員限定 第1回飛行場見学記 / 飛行場の概要・歴史 / 掩体壕見学 / 給油所 /昼食 /格納庫 /遊覧走行 /管制塔

調布飛行場の友3
大好き!プロペラカフェ / フライトシミュレータ/おいしい!/絶品! NYチーズケーキ など..

調布飛行場の友4

調布飛行場まつり
調布飛行場まつり2007見学記 / JAXAにて/ ENRIにて(音声疲労診断)/プロペラカフェにて /大抽選会にて/調布シネマハンガーにて /都立武蔵野の森公園(掩体壕)/調布飛行場まつりに学ぶ

番外編
●信州まつもと空港「2007スカイフェスティバルin松本〜ありがとうMD-87」見学記

●ホンダエアポートフェスティバル2008見学記

=海の友=

空母型護衛艦「いずも」艦艇見学



調布飛行場の友
=INDEX=

調布飛行場の友1
搭乗の思い出
自転車で10分!
調布飛行場まつり2003見学記 / となりのJAXA / 公道を走る飛行機 / お父さんの友 /島の友 / 管制塔見学への野望 

調布飛行場の友2
調布飛行場友の会会員限定 第1回飛行場見学記 / 飛行場の概要・歴史 / 掩体壕見学 / 給油所 /昼食 /格納庫 /遊覧走行 /管制塔

調布飛行場の友3
大好き!プロペラカフェ / フライトシミュレータ/おいしい!/絶品! NYチーズケーキ など..

調布飛行場の友4

調布飛行場まつり
調布飛行場まつり2007見学記 / JAXAにて/ ENRIにて(音声疲労診断)/プロペラカフェにて /大抽選会にて/調布シネマハンガーにて /都立武蔵野の森公園(掩体壕)/調布飛行場まつりに学ぶ

番外編
●信州まつもと空港「2007スカイフェスティバルin松本〜ありがとうMD-87」見学記

●ホンダエアポートフェスティバル2008見学記

調布飛行場の友1
搭乗の思い出
自転車で10分!
調布飛行場まつり2003見学記 / となりのJAXA / 公道を走る飛行機 / お父さんの友 /島の友 / 管制塔見学への野望 

調布飛行場の友2
調布飛行場友の会会員限定 第1回飛行場見学記 / 飛行場の概要・歴史 / 掩体壕見学 / 給油所 /昼食 /格納庫 /遊覧走行 /管制塔

調布飛行場の友3
大好き!プロペラカフェ / フライトシミュレータ/おいしい!/絶品! NYチーズケーキ など..

調布飛行場の友4

調布飛行場まつり
調布飛行場まつり2007見学記 / JAXAにて/ ENRIにて(音声疲労診断)/プロペラカフェにて /大抽選会にて/調布シネマハンガーにて /都立武蔵野の森公園(掩体壕)/調布飛行場まつりに学ぶ

番番外編
●信州まつもと空港「2007スカイフェスティバルin松本〜ありがとうMD-87」見学記

●ホンダエアポートフェスティバル2008見学記

=海の友=

空母型護衛艦「いずも」艦艇見学



調布飛行場の友
=INDEX=

調布飛行場の友1
搭乗の思い出
自転車で10分!
調布飛行場まつり2003見学記 / となりのJAXA / 公道を走る飛行機 / お父さんの友 /島の友 / 管制塔見学への野望 

調布飛行場の友2
調布飛行場友の会会員限定 第1回飛行場見学記 / 飛行場の概要・歴史 / 掩体壕見学 / 給油所 /昼食 /格納庫 /遊覧走行 /管制塔

調布飛行場の友3
大好き!プロペラカフェ / フライトシミュレータ/おいしい!/絶品! NYチーズケーキ など..

調布飛行場の友4

調布飛行場まつり
調布飛行場まつり2007見学記 / JAXAにて/ ENRIにて(音声疲労診断)/プロペラカフェにて /大抽選会にて/調布シネマハンガーにて /都立武蔵野の森公園(掩体壕)/調布飛行場まつりに学ぶ

番外編
●信州まつもと空港「2007スカイフェスティバルin松本〜ありがとうMD-87」見学記

●ホンダエアポートフェスティバル2008見学記

=海の友=

空母型護衛艦「いずも」艦艇見学



調布飛行場の友
=INDEX=

調布飛行場の友1
搭乗の思い出
自転車で10分!
調布飛行場まつり2003見学記 / となりのJAXA / 公道を走る飛行機 / お父さんの友 /島の友 / 管制塔見学への野望 

調布飛行場の友2
調布飛行場友の会会員限定 第1回飛行場見学記 / 飛行場の概要・歴史 / 掩体壕見学 / 給油所 /昼食 /格納庫 /遊覧走行 /管制塔

調布飛行場の友3
大好き!プロペラカフェ / フライトシミュレータ/おいしい!/絶品! NYチーズケーキ など..

調布飛行場の友4

調布飛行場まつり
調布飛行場まつり2007見学記 / JAXAにて/ ENRIにて(音声疲労診断)/プロペラカフェにて /大抽選会にて/調布シネマハンガーにて /都立武蔵野の森公園(掩体壕)/調布飛行場まつりに学ぶ

番外編
●信州まつもと空港「2007スカイフェスティバルin松本〜ありがとうMD-87」見学記

●ホンダエアポートフェスティバル2008見学記

航空自衛隊入間基地見学会

U-125の事故で殉職された入間基地隊員のご冥福をお祈りいたします。追悼コメント
 
YS-11FCと編隊飛行するU-125-043(2009.11.3撮影)



 2016年6月8日(水)航空自衛隊入間基地の見学会(団体見学)に参加してきた。毎年航空祭で訪れている入間基地だが、ふだんの様子を見るのは初めてなので、じつに嬉しい。

 航空自衛隊入間基地は、中部航空方面隊司令部など多くの中枢部隊が駐在する国内最大級の航空基地である。総面積は約300万平方キロメートル(およそ畳180万枚)、長さは2キロメートルの滑走路が、ほぼ南北方向(RW17/35)にのびている。

 保有する航空機は、C-1中型輸送機、 U-4多用途支援機、 CH-47J輸送ヘリコプター、 T-4中等練習機、 U-125 飛行点検機、そしてYS-11など。

 飛行隊、航空救難団、飛行点検隊、ペトリオット防空システムを備えた第1高射群などの18部隊、約4,300人の隊員が所属し、防空、災害派遣、国際平和協力活動、要人輸送などの拠点として重要な役割を担っている。


航空自衛隊入間基地
所在地:埼玉県狭山市稲荷山2-3

基地の総面積は東京ドーム約63個分!


 私たちは約20名のメンバーでマイクロバスを貸し切り、広報官同乗のもと見学コースを案内していただいた。撮影NGの場所をのぞいて、基本的に見学コースは撮影OKと許可をいただき、一同安心してカメラを準備する。多くのメンバーが本格的なカメラを準備するなか、私はいつものようにiPhoneで撮影をおこなった。


※入間基地団体見学について
団体見学は10名以上のグループで平日のみ。事前申請が必要。日本国籍保有、事前の個人情報提出、見学当日の団体行動、身分証明証持参など参加に当たりいくつか条件がある。問い合わせは入間基地広報班まで




屋外展示
記念碑、航空機、装備品、隊員(?)



 見学は修武台記念館前の屋外展示からスタート。航空祭でも立ち入れるエリアだが、エプロン地区から離れているため訪れたことはなかった。

 この日はお天気に恵まれ、絶好の撮影日和。しかも6月とは思えないほど暑い。
「20分後にミサイルの前に集合してください。」ということで、しばし自由行動。各自思い思いに機体を撮影したり、見学したりして過ごす。


地対空誘導弾ナイキJ
(昭和45年〜平成8年)

全長 12.52m 重量 4850kg セミアクティブ レーダーホーミング誘導方式 射程 140km

C-46輸送機

T-34練習機
C-46D中型輸送機


「あっ、ハチロクだ!」ブルーインパルスの初代使用機としておなじみF-86Fの尾翼には、入間基地の総隊司令部飛行隊のマークが。

 鉛筆のように鋭くシャープなシルエットは、F-104 スターファイター。あいかわらずお美しい。階段をのぼってキャノピー越しにコックピットをのぞいてはしゃぐ。

F-86F戦闘機
F-104J戦闘機
F-104のコックピット

 
 背後のグラウンドには、スポーツウエアに身を包んだ男性隊員たちの姿が。2人の男性隊員が鉄棒でリズミカルに懸垂をしている。かれこれ何回続けてるんだろう、体力あるなぁ。

「この炎天下で、みなさん何をされているんですか?」

 広報官にたずねてみると、

「今日は体力測定なんですよ。」 

 とのお答え。なるほど〜。もちろん日ごろの鍛錬の様子を、バッチリ見学させていただいたことは言うまでもない。

 


りりしいお姿をパチリ!



基地内をバスで一周
基地内の写真はすべて許可を得て撮影しています


滑走路の反対側からエプロン地区をのぞむ


 一同マイクロバスに乗り込み、入間基地のなかをぐるりと一周。ふだんは見られない貴重な眺めに歓喜しつつ、窓越しにカメラを向けて撮影する。

 入間基地には戦闘機パイロットの耐G訓練を実施する 航空医学実験隊 加速度訓練科 がある。ここがその、耐G訓練のための施設だ。

 日本に1台しかない遠心力発生装置は最大12Gを発生でき、F-2 と F-15 のどちらの座席形態にも対応できるそうだ。

 入間基地のホームページSPECIAL FEATURE 020で、加速度訓練科による耐G訓練の様子を知ることができる。このコンテンツは多くの隊員が登場し、任務を行う「人」に着目してプロジェクトを紹介しているので、同じ人間として親近感を抱かずにいられない。入間基地の多彩な任務を知ることができる良コンテンツだ。

入間基地でいちばん古い建物(木造) 給油所 目の前でC-1が離陸! 滑走路エンドに向かう途中
滑走路エンド 草刈りは隊員による交代制。オツです。 消防車が待機 滑走路越しにハンガーをのぞむ





C-1中型輸送機を見学

全長29m  全幅31m  全高10m  全備重量39t  最大速度800km/h


 機体見学は C-1(シーワン)中型輸送機。やったー! 
 毎年、入間基地航空祭で C-1が披露してくれる キレッキレの機動飛行もはや入間名物! ナイフエッジとか、コンバットピッチとか、ハイレートクライムとか、5機、6機による大編隊飛行とか!(注:C-1は戦闘機ではありません)

 そんなC-1は、とても頼りになる輸送機。優れた機動力により未舗装の短い滑走距離でも離着陸が可能だ。ちなみに最短600mの滑走で離陸でき、460mで着陸できる。最大積載量は8トン。大小貨物はもちろん、人員60名、担架にのせた患者なら36名を輸送できる一度に多くの物資や人員を運べて、短い滑走距離で離着陸できるC-1は、救援物資の空輸、急患輸送の大きな担い手となっている。

 じつは、私が住む地域は入間発着の機体が上空を通過している。熊本地震などの災害時には、夜中に何度もC-1の通過音を聞くことがあり、夜を徹した支援活動の様子を感じている。

 

尾翼の下の後部扉をカパッとあけるとこんな感じ。貨物扉を左右に大きく開けられるため、大小貨物や人員を能率的に搭載可能。
この機体が、こんな激しい機動をするのだ!
(2015.11.3 入間基地航空祭で撮影)
あの〜、お腹見えちゃってます...
大きなドア。ここから荷物を積み込んだり、空挺隊員を降下させたりするんですね。 輸送機でナイフエッジ...(2015.11.3撮影)
機体もすごいがパイロットも凄腕だ


 森林迷彩塗装が施されたC-1の機体は、ぽってりとした胴体のふくらみ、輸送機らしい高翼式主翼、そしてT字形の尾翼がじつにチャーミングである。ちなみに、この巨体で90度まで平気でバンクできるそうな。(汗;) C-1輸送機の輸送機離れした運動性能を見たい人は、ぜひ入間基地航空際へおいでませ〜!

 では、いよいよ機内へ。前方扉からC-1に乗り込む。

前方扉から搭乗

ずらりと並んだ座席

シートに座ってみた。座り心地はキャンプ椅子?!

良い眺めである〜

酸素マスクのチューブ
機体外壁が奥に見えてる
物資を固定する床
案内して下さった広報官と402隊員の方
詳細な説明をありがとうございました


 C-1輸送機を運用する第二輸送航空隊第402飛行隊では、おもに国内での人員輸送や物資輸送、陸上自衛隊の空挺降下支援などを任務としている。はて?

 空挺降下って、なんですの? 

 という方のために、動画を貼っておいた。これが空挺降下だ! 高度約340m、機速度約210km/hからの落下傘降下、つまり、東京タワーの高さを、新幹線の速度で飛ぶC-1から次々に空挺隊員が飛び出す様子をご覧アレ。

空挺隊員はここから飛び出す
緑ランプがついたらJUMP!
【動画】これが空挺降下だ!
わかりやすい命令口調
C-1の機体中ほどにある非常脱出口
JUMP SIGNAL
新田原エアフェスタ2014 空挺降下
(2014.12.7撮影)
ラジャ!


 自衛隊唯一の空挺部隊である陸上自衛隊 第1空挺団の華麗なる実演は、入間基地航空祭でも見ることができる。(※悪天候の場合は中止) ぜひぜひ入間基地航空際へおいでませ〜!







入間基地第一厚生センター
BXでお買いもの





 厚生センターは隊員のための福利厚生施設である。コンビニ、食堂、理髪店などがあり、洋品、雑貨、クリーニング、書籍、文具など、ひととおりの生活必需品が手に入る。ここには基地で働く人のための託児所もあり、庭におかれたすべり台や遊具がかわいらしい。

 売店(PX、BX)では、自衛隊グッズなどのおみやげが買える。ただし「隊員が使う階級章とか制服は買わないで下さい。」とお達しが!(そもそも一般人は買えないぞ)

 コンビニ内にATMがあった。BXでおみやげをいっぱい買いたくなってしまったら、ATMへGO!だ。

 お店のなかも撮影OKをいただいたので、魅惑の IRUMA BX をご案内。


魅惑のガチャガチャ
零戦、T-4、陸自、海自、戦車
ブルーインパルスの食玩も!

自衛隊オリジナルグッズ多数。部隊Tシャツも。

こっ..これは!

おお〜!「EDWIN x JASDF」カッコイイ。
ユニフォーム、売ってました。

 ブルーインパルスのグッズがいっぱい! パッチもズラリ! 航空自衛隊の各基地、各部隊のTシャツも品揃え豊富だ。さすが、基地内売店。

 せっかくなので入間基地の部隊マークTシャツを探してみよう。402飛行隊(ペリカン)、第2輸送航空隊、航空救難団、飛行点検隊とか、あるかな〜と思ったら、なんと!これらが全部プリントされたTシャツがあるではないか。う〜ん、どれにしよう。

ツアーパッチ多数。アグレッサーのネームタグも。

あっ!ブルーインパルス隊員用のネームタグパッチを発見! 
 お店の方が「刺繍も入れられるよ。」と声をかけてくれた。

 「刺繍お願いします。6番機で!」
 BX「6番機はないんだよね。1番機と5番機だけ。」

 う〜ん、迷う。

 「じゃ、1番機でお願いします。」


 というわけで、30分間のお買い物タイムでゲットした、ワタクシの戦利品がこちら。

 ●名物「入間基地カレー」 狭山茶入り

 ●Tシャツ THANK YOU AGGRESSOR NYUTA FINAL TO KOMATSU 

 ●Tシャツ 306飛行隊 GOLDEN EAGLES

 ●ネームタグ ブルーインパルス1番機 刺繍入り

 ●ネームタグ 301飛行隊(ケロヨン)刺繍入り

 ●F-15 ボールペン 空飛ぶ広報室 空井とリカのエレメント

  

 結局、小松Tシャツを2枚買った。(ごめん入間...汗;) これ着て小松に行ってきます。


  


 コーヒーを飲んだり、読書したり、談笑したり。ここは隊員たちの「素の姿」を目にできる数少ない場所だ。24時間眠らない基地において、隊員のための福利厚生施設はとても大事だと思う。十分に休養をとって、さらに鋭気を養っていただきたい。

 

ガッツリ系やラーメンが食べたいときは、ここで食事することもできる
隊員たちの憩いの場所

定食は、ニラレバ、とんかつ、ホイコーロー、生姜焼き、とガッツリ系が目立つ
2Fは図書室、談話室、理容、喫茶

「そば屋」だがラーメンが充実。うどんもある
中華メニューもあるよ!日替わり定食は500円
Air Base Cafe(2F)の看板


ここから少し離れた場所に第二厚生センターがある。




喫食体験


 ジャージャー麺、大根の和風サラダ、オイキムチ、ごはん、バナナ、麦茶(986kcal)


 お昼ごはんは隊員と同じ食堂で、同じ食事をいただく。この日のメニューは、ジャージャー麺、大根の和風サラダなど。
 お味は... おいしい! 私は主婦目線で言いたい。

 この食事、見た目以上に栄養バランスが良いのである。

 ジャージャー麺は、あきらかに麺に対する具の量が多いカルシウム豊富青梗菜がガンガン入っており、薬味のネギカイワレも豪快な量だ。ジャージャー麺の肉味噌は豚肉なので、疲労回復に効くビタミンB1が含まれる。ネギに含まれるアリシンはビタミンB1の吸収を助ける。相乗効果バッチリだ。 

 大盛りの大根サラダは、ワカメがどっさり入ってミネラル豊富。しかも和風ドレッシングをかけたあと、仕上げに海苔かつお節をパラリと投下して、さらにミネラルとカルシウムを強化。サラダだけで満腹になりそうな量だが、大根の食感にかつお節の風味がマッチして、おいしくいただけた。

 キムチは乳酸菌などが豊富な発酵食品。バナナに含まれる糖分は素早くエネルギーになり、しかも長く持続するため筋トレに最適! ほかの日のメニューも拝見したが、食材の組み合わせが秀逸だ。隊員のみなさんの健康を支える食事だけに、よく工夫されているなあ、と感心した。

 しかし、私たちがふだん食べる食事とくらべると、だいぶ量が多い〜! 完食したらお腹いっぱい。ごちそうさまでした。


良質な食事は良質なパフォーマンスを引き出す

入間基地の曹士食堂 階段脇に帽子をかけておくフックがある

  パッと見たところ、大学の学食や社員食堂のような入間基地の食堂。しかし、なにかがちがう。デジタル迷彩の制服が目立つせいだろうか?

 隊員のみなさんと食事を共にして気づいた。これだけ大人数が集まっているのに、過剰なおしゃべりの声や、大笑いなどが聞こえてこないのだ。そして隊員の皆さんは食事を食べるスピードが早い。食べ終わったグループが一斉にサッと席を立つ様子にも規律を感じた。

 さて、お昼ごはんを食べ終えた隊員たちは、何をしているのだろう...? 食堂の外へ出ると、そこには昼休みにスポーツを楽しむ隊員たちの姿がっ!

 あれだけ運動して、まだ身体を動かすんですかっ?!  (;゚□゚)!

 ちなみに外は炎天下。いざというとき自衛官は頼りになるぞ!


テーブルの上にはさりげなく...

おっ、お疲れさまですっ!( ̄^ ̄)ゞ




航空歴史資料館
修武台記念館見学



館内は撮影禁止のため写真は外観のみ


 旧軍の航空の歴史から、航空自衛隊の創設、現在までの歴史的資料が展示されていている航空資料記念館。さすがは本家本元の防衛省、レプリカではない、本物の実機が数多く展示されている。

 衝撃だったのは「桜花」の実物があったこと。靖国神社でレプリカを見たことはあったが、この場所に、このような形で桜花の実機が展示されていたとは知らなかった。

 ボロボロになった木製の主翼、ていねいに復元された機体や部品...。 国内に現存するただ1機の桜花を目の前にして、私は動くこともできず、ただただ見つめていた。

 実機は語る。戦火の中で散っていった機体、海から引き上げられたエンジン、錆びてバラバラになって、でも人の手によって磨かれ、ふたたび復元された部品。それらが放つ無言のオーラというものは、やはり凄いとしか言いようがない。そして、これらの実機展示を語ることは、言葉を尽くすほど難しい。

 できれば多くの人に訪れて欲しい場所だが、その際はどうか無垢な心でここに立って欲しい。

 静かに、実機と向きあい、対話をして欲しいと願う。

 


保管庫
(アンリファルマンなど)実機展示見学



保管庫内の温度・湿度を保つため、ふだんは扉を閉めている
 

 記念館を出て、保管庫に展示されている機体を見学する。ここは撮影OKとのこと。

 ずいぶんと古い複葉機の展示が目をひく。製造年は明治43(1910)年。 当時、世界各国で愛用されたアンリ・ファルマン機であった。

 このアンリ・ファルマン機は、なんと日本で初めて、所沢で飛んだ飛行機とのこと。 しかもプロペラとエンジン、およびその周辺部品は実物を装備した世界で唯一の機体。復元機とはいえ100年以上も前の機体が、昔飛んだそのままの状態で保管されているのは感動だ。

日本初の動力飛行をしたアンリ・ファルマン1910年型機

 アンリ・ファルマン機の反対側には、F-1の空自初号機の姿が! 1号機の多くは岐阜で余生を過ごしていると思いきや、ここでお目にかかるれるとは。このF-1初号機は実戦配備で運用され、1977年から2006年まで活躍した長寿機とのこと。F-1の隣には空自救難ヘリのV-107(バートル)が展示されている。2009年の入間基地航空祭でのラストフライトを思い出す。

F-1支援戦闘機(初号機) V-107救難機(最終飛行機)
T-33A練習機のエンジン

 以上、保管庫で興奮して、見学は終了。

 最後に感想をまとめておこう。


ま と め


 ● ふだんの入間基地を見学できて感激した。
 ● 航空自衛隊の方々の日常を垣間見ることができ、親近感がわいた。
 ● 自衛官の体力の底力を実感した。
 ● C-1の戦術輸送機としての能力が、災害時の物資輸送に大きく貢献することがわかった。

 ● 修武台記念館は、機会があれば多くの人に見学して欲しい。
 


 航空自衛隊 入間基地 広報担当さま、入間基地隊員の皆様、お忙しいなか見学をさせていただき、誠にありがとうございました。
 これからも、どんなに混雑していようとも、入間基地航空祭には欠かさず訪れたいと思います。

 そして、今回の団体見学をセッティングしてくださった世話人のみなさん、どうもありがとうございました。