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※2002年度の特別公開は終了しました。このページは残しておくので参考にしてね! |
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いよいよ間近にせまった国立天文台三鷹キャンパスの特別公開。 今年は 10月26日(土)10:00〜19:00 ※ 一部の施設は17:00までの公開 スタンプラリーの受付は16:30まで 特別公開についての公式ホームページはこちら
これは、当日公開される全ての観測施設,実験装置、展示・陳列を見学し、同時にスタンプラリーをこなし、なおかつ、講演会を2つとも聴き、天文台生協の食堂でふだん天文学者が食べている味に舌鼓をうち、天文相談コーナーで研究者に直接質問して回答をもらい、夜間は天体観望会を堪能し、NAOグッズのお土産を手に帰るという、NAO※ を愛するアナタに贈る三鷹キャンパスを全制覇するための秘策である。
昨年までは、公開時間が午後1時からだったので、この全制覇というのは至難の業(事実上不可能)であった。しかし、今年は午前中から公開しているので、各施設を効率良くまわりさえすれば、このようなNAOづくしの一日も夢ではない。
関東近県にお住まいの方ならば、「天文台歴史館」と「展示室」は常時公開でじっくり見学すると割り切って、特別公開日には、この日しか見られないところに的を絞るというのも、ひとつの方法だと思う。 これまでのワタクシ自身の見学経験から、特別公開日ならではのポイントをいくつか書かせていただきマス。
服装 三鷹キャンパスの敷地は意外と広い。建物内では階段の上り下りもあるので、歩きやすいクツと、それに合わせたカジュアルな服装が望ましい。女性の場合も、よほど天文学者にフェロモンをふりまきたいのでなければ上記に準じたほうがよい。ミュールやハイヒールでは歩くのに効率が悪いし、ミニスカートでは(いろんな意味で)危険な場所あり。
持ち物 A4の書類が入る大きさのバッグ類を持っていこう。天文台の書類はA4が主流だ。各研究系でもらえるパンフレットや望遠鏡メーカーのパンフレット、クイズに正解するともらえるペーパークラフトなどは美しく持ち帰りたい。私は大きめの手さげ袋か、肩掛けできるトートバッグを愛用。クリアホルダーがあれば、よりgood!
午前10時00分 ゲートオープンと同時に朝一番で入場する。もちろん、正門の前で開場前から並んで待つことは言うまでもない。気合いが大事である。 <マダムの大きなお世話>:三鷹方面、武蔵境方面からバスで来る方へ 「天文台前」バス停で降りましょう。アナウンスを聞いて、ひとつ前のバス停「天文台裏」であわててお降りにならないないよう、お気をつけください。天文台裏から正門まで歩くと約5分のタイムロス!
まずは受付へ ここでパンフレットとスタンプラリーの台紙&天文台内の地図をもらう。スタンプラリーの台紙をこのように /\/\ 蛇腹に折っておくと使いやすいヨ
スタンプラリー 台紙と地図には、スタンプラリーのための番号がふってあると思う。 私の手元にある昨年の台紙をみると、(1) VSOP、(2) 東大天文センター、(3) 65cm屈折望遠鏡、(4) 自動光電子子午環、(5) 光赤外干渉計、(6) 太陽フレア望遠鏡、(7) 重力波、(8) 赤外線シミュレーター、(9) すばる望遠鏡、(10) 50cm反射望遠鏡、(11) ゴール 本館(本部)前受付 ※これらの名称は施設の正式名ではなく、あくまでスタンプの名称 という具合だ。 これは、あくまでスタンプを押す枠の番号であって、見学順路ではない。すいているところから効率的にまわりたいのなら、番号の逆順にまわる というのもひとつの手である。 ちなみに、昨年1番枠の「VSOP室」はオープンするやいなや大混雑! おそらく「番号順に行こう」と思われた方がドドッと押し寄せたのではないかしら...。そのかわり、ほかのところは比較的すいていたので、最初は心のままに、お目当ての施設へ行くのがよいのでは。 早い時間帯は、自動光電子子午環、光赤外干渉計、太陽フレア望遠鏡、といった奥の方の施設が比較的すいている。(ただし正門から太陽フレア望遠鏡までは、迷わず一心不乱に歩いても15分くらいかかる)
14:00より前にスタンプラリーを終える 14:00〜16:30が講演会。したがって、講演会を2つとも聴くためには14:00より前にスタンプラリーを終える必要がある。(できれば昼食も) とくに、太陽フレア望遠鏡へ行く道※はなるべく明るいうちに通っておこう。 ※この道はまるで高原の木立ちを思わせるようで、昼間はたいへんさわやかな道。ただし街灯がないので足下が暗くなると、ちょっとコワイ道。ちなみに木立ちの地面の下はTAMA300という観測施設だったりします。
講演会を2つとも聴く (1) 14:00〜 君は天体誕生の目撃者になる 〜 アンデスの巨大電波望遠鏡アルマ 〜 国立天文台 ALMA計画準備室、国立天文台 電波天文学研究系 長谷川 哲夫教授 (2) 15:20〜 光の宇宙と闇の宇宙 〜すばるからアルマへの銀河の旅〜 国立天文台 光学赤外線天文学・観測システム研究系 有本 信雄教授
講演会が行われるのは解析研究棟。当日、迷わないようにビルの特徴を書くと、 銀色の外壁に緑の窓枠という天文台の中ではやけに目立つビル。昨年のスタンプラリーでは「すばる望遠鏡」のスタンプが置いてあった。
講演会終了後は、食堂または模擬店でひとやすみ 10月下旬の夜は寒い。ホットコーヒーや豚汁などで体をあたためておきましょう。
17:00〜 観望会へGO! グラウンドには国内の望遠鏡メーカーが大集合!! 天文台の定例観望会でも使われている50cm反射望遠鏡では天王星の観望が予定されている。昨年は大盛況につき整理券が配付されていた。望遠鏡わきでは星空コンサート 今年もあるといいな。
マダムおすすめの見学スポット
ALMA(アルマ) まずは今年のメインテーマのALMA。 ALMAのスタッフは芸達者揃い。話術がめちゃめちゃ上手い!学者というのが惜しい?ほど面白いので、当日は盛り上がることまちがいなし!もしスタンプラリーのコースに入っていなくても、絶対にとばすべからず。
TAMA300 TAMA300である。なんと言っても、たまさんびゃくである。 天文台と聞けば半球型のドームや大口径の望遠鏡を思い浮かべるのが常であろう。しかし、TAMA300は地下で天文の観測をしている。三鷹にこんな巨大な世界的な施設があったなんて!!と驚くこと必至。ぜひ見学してみよう。 私は昨年ここで、 「もう時間ないからスタンプだけ押して、つぎ行こうぜ!」 と足早に走り去っていく小学生たちとすれちがい、かなりショックをうけた。 「君たち〜。今日という日に、ここを見ないでどーすんの...。」 たしかに地上に出ている部分だけ見れば、地味な建物・・よね。(TAMA300の皆さま、スミマセン) 小学生の目にはそう見えてしまうかな。でもねでもねでもね、 「地下の実験施設を見学できるのは、年に一度のこの日だけなのよぉぉ!」 と、走り去る背中に、本当は声を大にして言いたかった。
赤外線シミュレーター 3階までいって、ぜひシミュレーター(望遠鏡)を見てみよう。いいことがあるかも。 年によってだが、3階から1階まで行列ができるほどの大人気アトラクション(?)をやっていることがある 1階では昨年、一昨年とも、銀河や星が描かれた宇宙柄の風船をくばっていた。膨張する宇宙を説明するのに便利そうだ。お子様連れにはうれしいお土産。今年もあるかな?
VSOP って、お酒の名前よね? 何をやってるところなの??? と不思議に思ったら、ぜひとも行ってたしかめてみよう。なごみ系のスタッフが真心をこめて懇切丁寧に説明してくれる。
東大生協天文台支所 特別公開日は、ここでお食事と喫茶ができる。ワタクシのおすすめは豚汁。こっくりとコクがあり、味も量もお値段も満足することうけあい。お昼の定食に追加していかが? 夜になって、観望会の前に単品で食べるもよし。冷えた体にあつあつ、ふうふう。おいしいよ〜
NAOグッズ 2002年、新しくNAOグッズができた。これは天文台見学のお土産用に、天文台の許可を得て東大生協が作成したオリジナルグッズ。天文学振興財団のNAOグッズは一部、通販で購入できるが、こちらのグッズは、ここでしか買えない。初代グッズということもあり、売り切れ必至(?)...かもしれない。 現在は天文台生協で販売されているが公開日当日は別コーナーかも。ちなみに今、見に行ってきたら全種類ともまだある。(10月18日現在) 缶バッジ(小)とキーホルダーが売れているもよう。
マグカップ 900円、携帯ストラップ 800円、キーホルダー 500円、缶バッジ 大400円 中340円 小280円 全部1個づつ買うと合計3,220円 <マダムの大きなお世話> 税込み 3,381円でございます。
天文学振興財団&日本天文学会のNAOグッズ ビデオ、ポストカード(数種類)、フォトカード、スターウイークTシャツ、すばるTシャツなどがある。 ワタクシの好みは、すばるTシャツの黒。(胸元にSUBARUのロゴ、バックにすばるドームのプリントがあるタイプ)各種サイズあり。 一部の商品は通信販売で入手可能。
と、いう感じでゴザイマス。 あああ、本当はぜ〜んぶオススメ。とにかく全部。見どころ満載だから全制覇してくだちゃい。 ではみなさま、充分にイメージトレーニングの上、10月26日をおむかえくださいませ。
バリアフリー情報 車イスで入れるお手洗いは5ヶ所にあるヨ。 赤ちゃんの授乳、おむつ替えは職員に声をかければOK! ベビーカー、シルバーカー可。(というより必需品) 見学順路に階段があったら係の人に「ベビーカーなのでエレベーターを使いたい」という感じで申し出てみて。
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