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マダム編

ネタ☆天文ニュース

2014年4月1日
 

スパコン対決!?

京都大学がスパコン「タムラマロ」開発を発表




 京都大学が新たに物理計算専用スパコン「タムラマロ」を開発することが明らかになった。

 ネーミングの由来は、平安初期の武将「坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)」による。桓武・平城・嵯峨の三天皇に仕え、征夷大将軍として蝦夷地を平定した歴史上の人物として知られる。

 一方、昨年4月には岩手県奥州市において、ご当地ヒーローの名を冠した国立天文台の天文学専用スパコン「アテルイ」が稼働を開始している。

 アテルイは坂上田村麻呂ら朝廷軍の度重なる軍事遠征に対し、小数精鋭のゲリラ戦を展開して強固に抵抗。蝦夷の暮らしを守るため勇敢に戦った地元の英雄だ。


 タムラマロの開発に対し「設置場所やネーミングからして、アテルイに対し相当なライバル意識が感じられる」といった声も聞かれるが、いずれにしろ1200年の時を経て両雄の名を冠したスパコンが、京の都と蝦夷地に並び立つ形となった。


 スパコン「タムラマロ」のスペックは高さ2・5メートル、長さ15メートル、奥行き1・7メートルの長方形で、重さは約12トン。

 ちなみにアテルイ本体のスペックは高さ2メートル、長さ12メートル、奥行き1・5メートルの長方形で、重さは約9トン。(出所:朝日新聞デジタル

 アテルイが64ビットCPU「Xeon(ジオン) E5-2600」シリーズを2万4192コア使用したシステムに対し、タムラマロでは64ビットCPU「地球連邦軍 E.F.S.F.」シリーズを使用しシステム構築を行う。


 稼働率97%の安定運用を誇るアテルイに対し、京都大学の坂野上教授は「アテルイの稼働率を上回るだけでなく、タムラマロでは前人未到の稼働率100%超えに挑戦する。」とコメントしており、関係者を驚愕させている。


(ライター:天文台マドモアゼル)

 2014年4月1日

国立天文台の本物の「アテルイ」に関する情報は こちら :p 


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