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略して 仙台牛タン食べある記! |
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学会についていった
2003年3月24日から26日にかけて、 東北大学にて日本天文学会春季年会が開催された。ちょうど春休み時期と重なり日程的にもちょうどよかったので、今回は私たち妻子もついていくことにした。 夫は学生時代をここ仙台の地で過ごしている。ワタクシは、妻としてひと目、夫ゆかりの地を見たかったのである。牛タンについても同様、旨くて安くてヘルシーで、学生時代に夫が感動したという夫ゆかりの味をぜひとも味わってみたいという一心で、Maxに乗ってはるばるやってきたのだ。なんとも夫思いのいい話ではないか! こうして3泊4日の限られた日程で、夫ゆかりの地を歩きつつ、心ゆくまで牛タンを食べようという、いじらしい妻の旅がはじまったのであった。
2003年3月23日(日) 1日目
夫が予約したホテルは国分町という繁華街のど真ん中に位置していた。1階にスターバックスとコンビニがあり何かと便利そうだ。アンティーク家具がセンスよく飾られたロビーでは、ポプリの香りとビンテージもののルイ・ヴィトンが出迎えてくれ、いきなり好印象。客室が広くサービスも行き届いており、たいへん居心地のよいホテルだったので、ぜひとも紹介したいと思う。
チェックインを済ませ、さきほどの牛たん焼きマップと1ヶ月前から予習済みのガイドブック2冊を手に、いざ、出陣! 1軒目 「旨味 太助」
かねてからB級グルメにやたらと詳しい弟から「仙台ヘ行ったら太助にいくべし!」とお告げを受けていたので、ガイドマップを手にお店をさがしていたところ「旨味 太助」の暖簾が目に飛び込んできた。「太助」に行くからには行列も覚悟の上だったが、夕方5時半という中途半端な時間帯が幸いして、すぐお座敷に座ることができたが、6時をまわったころにはあっというまに店内はいっぱい、店の外は行列になってしまった。
「お〜いし〜い」 「うふふ やっぱり仙台についてきてヨカッタわぁ〜」 まさに幸せを噛みしめて、お店をあとにしたのであった。
帰り道、なぜか夫が首をかしげている。 「おかしいな。店の住所がガイドブックとちがう。」 ホテルにかえってガイドブックを確認すると、紹介されていたのは「味太助」。行ってきたのは「旨味太助」。はて?店のロゴもメニューも見たところ変わらないようだが..。ははぁ〜ん、暖簾分けなんかでもめた店同士なのかなぁ〜、ありがちな話。 これはぜひとも「味太助」にもいかねば。
2003年3月24日(月) 2日目
夫は朝から学会へ。私たち妻子は定期観光バスに乗って松島めぐりへ。松島といえば、海の幸だわ あっ、ちなみに、学会中の夫は当然のことながらお仕事なので、妻子はほったらかしなんですよ。ですからね、夫抜きで遊びまわるのは「足手まといにならないように」っていう妻の気配りなんですの。おほほほほ...。
ということで終日松島で過ごしたあと、夕方に夫と合流。夫がぜひとも行きたいと言っていた「地雷也(じらいや)」へ、夕食を食べに出かけた。モチロン夫ゆかりの店、というよりは「夫あこがれの店」である。 キンキ焼きをはじめ、おいしい焼き物が食べられるこのお店、お座敷はすでに予約でいっぱい。開店と同時に入店したので幸いカウンター席に座ることができたが、30分もすると店内は常連客であふれかえった。一部のガイドブックに載ってはいるものの、ほとんどの人がリピーター。知る人ぞ知る通なお店らしい。 私たちは「キンキ焼きコース」を注文して海の幸を堪能。いつもは日本酒大好きな夫だが、明日が学会発表ということで、さすがに飲めなかったようだ。カワイソウに...。せめてワタクシが夫の分まで飲んでさしあげましょう
2003年3月25日(火) 3日目
この日は「るーぷるバス」という仙台市内を周遊しているバスにのり、夫ゆかりの地を訪ね歩くことにした。
まずは東北大学へ。言うまでもないが、昨年ノーベル化学賞を受賞された田中耕一氏の出身大学としても知られている。ちなみに夫と田中氏は年齢が1つしかちがわないということなので、同じ時期、同じキャンパスにいた可能性も否定できない。同じ顔が二人(※夫の顔はいやし系をご参照くださいませ)いたのだから、先生方も困ったのではと思いきや、そもそも学部がちがうのだから、顔をあわせる確率は低いとのこと。ふーん。 この日の昼食は、東北大学の生協に牛タン料理があったら迷わず食べるつもりであった。天文学会の関係者で混雑する前に..と思い、午前11時ごろ出かけていったのだが、見本を見たらごく普通のメニューだったので何も食べずに東北大学をあとにする。
2軒目 「仙台牛たん本舗」
さて、バスに乗るやいなや、東北大生協で昼食を食べそこねた子供たちが「お腹すいた」とブーイングをはじめた。「何が食べたい?」と聞くまでもなく、「早く牛タン!」「牛タンまだ?」「お腹すいた〜!!!」 いよいよ騒ぎがおさえられなくなったので、バスを広瀬通で降り、すぐ目に入ったこのお店にやってきた。1階がお土産処で2階がお食事処。 「定食、塩味で」 すると、女性のスタッフが、 「お子さん方が食べやすいように小さくカットしましょうか?」 と声をかけてくださった。さすが、子育てのかゆいところに手が届く女性ならではの細やかな心配りが嬉しい。
仙台市天文台 次なるゆかりの地は仙台市天文台。 学生時代に夫がよく通ったのだそうだ。中へ入ると、天体の動きを説明する物理的な仕組みの模型があったりして、どこか懐かしい雰囲気。プラネタリウムを見たあとも、展示を見たり、模型を動かしたり、うーん、楽しい。すべての展示物を見て回っているうちに、気づけば今日のほとんどの時間をここで過ごしていた。そういえば、このパンフレットといい、プラネタリウムでの生解説といい、どことなく閉館してしまった五島プラネタリウムを思いださせるなぁ。 ドームの中の口径41センチ反射望遠鏡は、三鷹キャンパスとはご近所のカリスマ企業 三鷹光器製だ。夫も時折、この望遠鏡をのぞきに来たのだろうか。 仙台市天文台は近い将来、青葉山方面へ移転され、複数の施設を併設する一大テーマパークに生まれ変わるようだ。発展的で素晴らしい計画である反面、こうした伝統的な施設がなくなってしまうのは、時代の流れとはいえ寂しい気がする。
3軒目 「喜助」 さて、すっかり牛タン好きになった子供たちとともに、国分町から一番町を抜け、はるばるやってきたのは喜助。かつて夫はここの牛タンを食べて、いたく感激したというのだから、ここも「夫ゆかりの地」にはちがいない。喜助はガイドブックに必ずといってよいほど大きく取り上げられている有名店。混雑を避けるため、例によって午後6時前に入店完了。 「定食お願いします。」 「塩とタレどちらになさいますか?」 むむ。これは両方とも味わうべきだろう。まずはタレを頼んで、あとで「焼き」だけを追加し、塩味も食べることにした。 カウンターの男性客が、どちらが人気かたずねている。 店員 「一応、塩のほうがよく出ますけど、タレもおいしいですよ。」 男性客 「じゃ、塩で。」 ふーん、やっぱり塩のほうが人気なんだ、と思いつつほかのお客さんの様子を見ていたら、女性客は「タレ」を注文する率が高かった。
塩、タレ、両方を食べ終えた感想だが、どちらもそれぞれおいしい。しかし、ワタクシ個人的にはタレの方に軍配を上げたい。薄切りの牛タンにタレがよくからんで、なんとも美味なのである。他にないおいしさという点で、とくにオススメしたいのだ。
その夜、夫に「喜助に行った」ことを報告。 しかし、夫は懇親会とその後のハシゴ酒でかなりの酔い酔い状態。 話もそこそこにグースカ寝てしまった。
2003年3月26日(水) 4日目(最終日)
楽しかった仙台とも今日でお別れ。一方、夫は昨夜のハシゴ酒のせいで多少腫れぼったい顔をしているものの、緊張感から放たれたせいか(←自分の発表が終わったから)足取りも軽く、元気に学会会場へと向かっていった。 年に2回の学会は夫にとって、思う存分に研究のディスカッションができる至福の時らしい。各地に散らばって活躍されている皆さんと、久しぶりに顔を合わせられるのも楽しみのひとつであろう。こうした機会があるたび、夫には心ゆくまで飲んできてもらうことにしている。ま、その間、妻子は妻子で外食したりして適当に息抜きしていることはいうまでもないか。
学会終了後は、夫とともに東北大学理学部自然史標本館と仙台城跡を見学。
こうして短い時間ながら青葉山周辺の散策を楽しんだあと、いよいよ食べおさめとばかりに向かったのは、 4軒目 「味太助」
例の「旨味太助」から、わずか200メートル足らずの場所に「味太助」はあった。「太助」に行くからには行列も覚悟の上だったが、お昼どきをはずしたため、なんとかすぐに入店できた。 炭火焼きが香ばしい。カウンターで炭火で焼くスタイルは「旨味太助」と同じだ。店内には牛タン焼きの元祖である先代の新聞記事が貼ってあり、本店ということをアピールしている。両店のあいだでは本家・本店・元祖・発祥の店、といった単語がビミョ〜なニュアンスで飛びかっていて妙にややこしいのだが、ワタクシ的には、本家であろうが本店であろうが支店であろうが関係ない。 旨ければ、それでよいのだ。
気になる「旨味..」との関係だが、さりげなく 「あの〜、仙台へ行ったら太助に行きなさいって言われてきたんですけれど、2軒あるんですけど、こちらでいいんですよね。」 とたずねてみた。 すると、カウンターではみなさん、そろってうなずいて、 「はい。ここが本店なんですよ。」 とのお答えでした。
いよいよ仙台ともお別れ。仙台駅にて、お土産に仙台銘菓「萩の月」と「白松がモナカ」のミニモナカを購入。新幹線の中でコーヒーとともに「ずんだ餅」を食しながら、仙台の地をあとにしたのであった。 パフェみたいなカップ入りの「ずんだ餅プチ」を見て、夫が 「おしゃれになったもんだ。」 としきりに感心していた。
よきかな杜の都。 仙台、また行きた〜い! |